矯正治療とは?

矯正治療とは、歯並び、奥歯のかみ合わせ及び口元をきれいに整える事で心身の健康を増進させる医療です。

矯正治療を受けると、
きれいな歯ならび、よいかみ合わせとなる。
食べ物をかむ機能の改善します。
上あごと下あごの前後左右的なアンバランスが改善します。
むし歯と歯周病の予防になります。
調和のとれた口元と顔貌になります。
顎関節症の予防になります。
発音が不明瞭となる事が改善します。

不正咬合の種類

正しい歯並びを正常咬合というのに対して、問題のある歯並びやかみ合せを不正咬合といいます。

正常咬合
(せいじょうこうごう)
開咬
(かいこう)
上顎前突
(じょうがくぜんとつ)
下顎前突
(かがくぜんとつ)
過蓋咬合
(かがいこうごう)
上下顎前突
(じょうげがくぜんとつ)
叢生
(そうせい)
交叉咬合
(こうさこうごう)

当院での治療方法について

多治見矯正歯科クリニックでは、精密検査の結果から治療目標を決定し、診断時に診断用ソフトを用いて矯正治療後の顔の画像予測を提示させていただきます。そのため、安心して治療をスタートする事が可能です。
一般的な治療期間は約24~36ヶ月(通院回数24~36回)となります。

最新機器にて検査 画像処理機器にて診断
骨格のレベルから診断 画像予測例
左:治療前 右:治療後予測

当院での治療の流れ

矯正歯科治療の種類

子供からの矯正治療
子供から矯正治療は、一期治療と二期治療の2段階にわけて行います。
早期治療の必要な場合5歳からはじめる事もあります。
一般的には、奥歯と前歯がでてくる6~7歳が目安となります。

子供から矯正治療の利点
・上あご下あごの前後左右のずれの改善を行う事ができます。
・歯を抜く事なく治療を行う事ができる可能性が高くなります。
・マルチブラケット装置(きれいな歯ならびをつくるための装置)の装着期間を短縮する事ができます。
・歯並びを悪くする原因となる指しゃぶりや、舌癖などの悪習癖を治す事ができます。
当クリニックでは,以下のような装置を用いて治療を行っています
・装置は何十種類もあり、精密検査の結果から使用するものが決まります。
※掲載画像は、装置の一部です。

成人(永久歯列期)の矯正治療(12歳~成人)
成人の矯正治療は、きれいな歯ならびと口元をつくるための治療を行います。
当クリニックでは、理想的な歯並びとかみ合わせをつくるための治療を行い、皆さまのライフスタイルや歯並びの状態に合わせた様々な矯正装置をご提案いたします。

当クリニックでは,以下のような装置を用いて治療を行っています
・表側からつける装置(目立ちにくい透明なマルチブラケット法)を用いた矯正治療
・裏側からつける装置(リンガルブラケット矯正法)を用いた矯正治療
・透明なマウスピースを用いた矯正治療
・歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正法

透明なマルチブラケット矯正 リンガルブラケット矯正
マウスピース型矯正 歯科用アンカースクリューを用いた矯正

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外科的矯正治療
上あごや下あごの大きさや位置が著しくずれている不正咬合(顎変形症)の改善は矯正治療単独では治せません。
そのため、あごの手術を併用して、骨格を整える治療を行うと同時にかみ合わせを治療する必要があります。
治療の流れとしては、
1. 主にマルチブラケット装置を用いた術前矯正
2. 手術・入院
3. 術後矯正
4. 保定
となっております。
顎変形症の治療は国の定める指定自立支援医療機関(育成・更生医療)のうちの顎口腔機能診断施設においては健康保険で治療を行う事ができます。
外科的矯正治療の時期は,あごの成長(16歳以降)が終了してから行います。


厚生労働大臣が定める疾患の矯正治療

< 厚生労働大臣が定める疾患 >

唇顎口蓋裂、ゴールデンハー症候群(鰓弓異常症を含む。)、鎖骨頭蓋骨異形成、トリーチャ・コリンズ症候群、ピエール・ロバン症候群、ダウン症候群 、ラッセル・シルバー症候群、ターナー症候群、ベックウィズ・ウイーデマン症候群、顔面半側萎縮症、先天性ミオパチー、筋ジストロフィー、脊髄性筋委縮症、顔面半側肥大症、エリス・ヴァンクレベルド症候群、軟骨形成不全症、外胚葉異形成症 、神経線維腫症、基底細胞母斑症候群、ヌーナン症候群、マルファン症候群、プラダー・ウィリー症候群、顔面裂(横顔裂、斜顔裂及び正中顔裂を含む。)、大理石骨病、色素失調症、口腔・顔面・指趾症候群、メビウス症候群、歌舞伎症候群、クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群、ウイリアムズ症候群、ビンダー症候群、スティックラー症候群、小舌症、頭蓋骨癒合症(クルーゾン症候群及び尖頭合指症を含む。)、骨形成不全症、フリーマン・シェルドン症候群、ルビンスタイン・ティビ症候群、染色体欠失症候群、ラーセン症候群、濃化異骨症、6歯以上の先天性部分無歯症、CHARGE症候群、マーシャル症候群、成長ホルモン分泌不全性低身長症 、ポリエックス症候群(XXX症候群、XXXX症候群及びXXXXX症候群を含む。)、リング18症候群、リンパ管腫、全前脳胞症、クラインフェルター症候群 、偽性低アルドステロン症、ソトス症候群、グリコサミノグリカン代謝障害(ムコ多糖症)、線維性骨異形成症、スタージ・ウェーバ症候群、ケルビズム、偽性副甲状腺機能低下症、Ekman-Westborg-Julin症候群、常染色体重複症候群、巨大静脈奇形(頸部口腔咽頭びまん性病変)、毛・鼻・指節症候群(Tricho Rhino Phalangeal症候群)、その他顎・口腔の先天異常


前歯及び小臼歯の永久歯のうち3歯以上の萌出不全に起因した咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするものに限る。)に対する矯正歯科治療

保険診療が可能です
上記の厚生労働大臣が定める疾患の治療は、指定自立支援医療機関において健康保険で治療を行う事ができます。


矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

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